Gnu

あたり前の幸せを僕は忘れているのです
僕は立って歩ける
いっぱい持ってない人はいっぱい持っている僕に
“ありがとう”を教えてくれる

たくさん持ってる僕の中から1つあげた
たくさん持ってない人に手を貸しているつもりだった
たくさん持ってない人はその中から2つくれていた
あぁ僕は はずかしかった

貧しさの中からしか本当のことなんて
学べやしない
仕事がつまらないとか パンが固くてまずいとか
求めてばかりいる

君が生きてさえくれたら僕を嫌いになってもいい
君がここにいるのはあたり前じゃない
すぐ泣く僕なんかより泣かない君の方が
ずっと傷付いていた

サバンナで走るヌーの大群が
僕の目の前で立ち止まって 僕のバカさを救ってくれた
歩けない人が転んだ僕に
何もなかった様な顔して手をかしてくれた
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