そのままの君へと…

少し疲れた 身体横たえ
音のない夜 部屋の片隅で
次の季節も変わらずにいたいと
言う君の瞳は 何かを求めてる

何故 静かに時は流れて
痛みさえ忘れさせてく

戻らぬ人よ

一つだけの大切なものを
なくした時から わかり始めてた
風に乱れ 震える気持ちは
君だけを求めた

今 思い出の中でやさしく
変わらないまま そのままの君へと……

もう戻らぬ時を憎んで
君だけを求めつづける

愛しき人よ

何を求め君は走ったの
孤独という名の風をうけながら
そしていつか やさしい目差しの中へ
一人旅立った

今 思い出の中で輝く
君を見つめよう そのままの君を……
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