ラヴソングが止まらない

その手で触れられたら
未来が失くなってるいい
次のページは私だけのもの

空を見ててそんなこと
つぶやいては風がさらう
やがて 街は無口な雑踏へ消えていく
ラブソングが止らないよ
誰に唄うのでもなくて
言い飽きたフレーズが
さびになる

ラブソングを誰か止めて
胸に痛い皺が
しみになる前に

恋したくて寂しい
寂しいから恋をしたい
今はどっちなのかも分からずに

思い出の数よりも
確かに多く生きたのは
きっと 優しい日々へ戻る言い訳のため

ラブソングが止らないよ
1/fのリズムは
思い切らないと
ending はない

ラブソングで泣いてみたい
心の叫びを涙が
発音の雨にする… 雨にする…
雨にする…
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