憂いのGYPSY

もしも時が止まり 色褪せない写真のように
すべてがこのままだったとしたら
愛の速度なんか気にせずに
君の胸に抱かれていられるのに

君が魅力的なほど 僕は臆病になってゆくよ

誰も好きにならないままで
いまどきの夜はもう越せないよ
なにかひとつを守ってゆける
勇気と自信がまだないけど

失うことはちっとも怖くはないのに
友情も愛情も出し惜しんでた
季節が僕を変えるわけじゃないけど
どうしても何処にも落ち着けない

いくつもの恋を乗り継いで人を傷つけて 君に会った

誰も好きにならないままで
いまどきの夜はもう越せないよ
なにかひとつを守ってゆける
勇気と自信がまだないけど
何もしょわずにずっといつまでも
街をあるいてはゆけないよ
小さな鞄を抱えこんで
これからどこにたどりつくのだろう
いつも彷徨う風はブルー Oh, I don't know…

夕べの夢の中で僕のジーンズが
泥と埃にまみれていた
そしてそれを面倒臭そうにしかめっつらで洗ってる
自分がいた

とても幸せに汗をかいているように見えた
ただそれだけ

誰も好きにならないままで
いまどきの夜はもう越せないよ
なにかひとつを守ってゆける
勇気と自信がまだないけど
何もしょわずにずっといつまでも
街をあるいてはゆけないよ
どんな景色も君と見たいから
明日は僕と一緒に旅立とう
こっちを向いて 迷わないで
Please come with me…
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