わがまま 気まま 流れるまま

春待ちきれない街で 恋人達は出逢った
今にも届きそうな 空がそこにあった
ガラスケースの中で 二羽の小鳥を飼った
楽しい日々だけが 星空で輝いてた

彼は指輪を贈り 彼女は口づけくれた
幼いままの心で 二人は愛し愛されていた

若いからこそ できることだって あるさ
君と僕が 見た空は高すぎた
若いからこそ できることだって あるさ
わがまま 気まま 流れるまま

それが いつの日だろう ガラスケースを破り
小鳥達は星空へ はばたいて飛んでった
愛と迷いと夢が 彼女の肩をすりぬけ
重すぎた 指輪ひとつ 少しだけ はずしてみた

大きな 愛を 彼女は 小さな 鉢に 植えた
陽のあたらない この部屋は 彼女には 広すぎたんだね

若いからこそ できることだって あるさ
君と僕が 見た空は高すぎた
若いからこそ できることだって あるさ
わがまま 気まま 流れるまま
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