鼓動

途切れた時を 途切れた夢を 途切れた空を 繋いで行け
風にまかせた 永遠の詩が いつか君に届いて欲しい

夜が朝に出会い 海は空に出会う
鳥も花もいつか やがて 土に還るけれど

ふるさとのない風は どこまでも吹き抜ける
たどり着く場所も知らずに 旅をつづけている

途切れた愛を 途切れた歌を 途切れた声を 繋いで行け
空に預けた 永遠の詩が いつか君に届いて欲しい

交わるはずのない 物語が出会い
聴こえるはずのない 想いが届くとき

幾千の時を超え 闇を照らす光は
ずっと前に死んだはずの 星の輝きなのか

途切れた時を 途切れた夢を 途切れた空を 繋いで行け
風にまかせた 永遠の詩が いつか君に届いて欲しい

生まれ変わるのではなく 想いは永遠の風の中で
走り続ける 光り続ける 叫び続ける 命の旅はつづく

敗れた者も はぐれた日々も 小さな鼓動 繋いでいる
たとえ叶わぬ 愛の詩も いつか君に聴こえて欲しい

途切れた愛を 途切れた歌を 途切れた声を 繋いで行け
空に預けた 永遠の詩を いつか君に見つけて欲しい
×