夜ごとの涙

あなたにあげた さよならを
忘れるための 酒なのに
毎夜につのる 恋しさの
炎の中で 独り泣く

なんでもないわ もういちど
昔に戻る だけだもの
男のように さりげなく
微笑えば ゆがむ影法師

もしもにかけた ひとすじの
願いの糸も 切れぎれに
いまさら誰を 裏街の
灯影にかくす 恋の傷
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