冬の空

夏の思い出さらさらと 音もたてずに色褪せて
君に贈った花模様 答えもせずに空回る

冬の空 見上げた空 移ろう日々を笑い合って
僕はいつも 胸の中で 君の言葉をさらう
形のない明日を越え 長い道のりを走る
いつの日にか出会った空 君の言葉を探す旅を

突然のさよならは 夕暮れ間近の雨になり
降りそそぐ 僕達のからっぽな心を満たすように

冬の空 見慣れた空 移ろう君と笑い合って
僕らいつも胸の中で 日々の言葉をさらう
形のない明日を越え 長い道のりを走る
いつの日にか出会った空 君の言葉を探す旅を

忘れないで 今は一人 歩き出せる そんな詩を
恐れないで 君が一人 歩き出せる そんな詩を
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