天使の舞い降りた朝

僕は今年でもう 二十歳になるんだよ
僕は今年でもう 二十歳になるんだよ

もしも僕の声が聞こえているのなら
たった一言だけ「愛してる」と言って
辛さ隠しながら仕事に向かって
僕らのためならば 無理はもうやめて

戻れるのならあの頃へ あなたに抱かれ眠った頃
カーテンを開けると嬉しそうに笑って
なんか太っちまったね 食べ過ぎはよせよ

部屋に一人ぼっちで寂しかっただろう
ベットの上ばかりで悔しかっただろう
燃えるあなたの手は あの頃のまま
優しいあなたの匂い あの頃のまま

いくつになってもあなたと 同じ血潮が流れてる

深い眠りにつき返事も返ってこない
もう一度僕の手を強く握り返して
雪の降る寒い朝 天使が舞い降りて
あなたを連れて行き「星になれ」と言った

答えておくれ最後に 何も言わずに行くのかい?
あなたの分も生きよう いつも僕らを見ていて
伝えきれない僕の事 いつか話せるその日まで
あなたに逢えてよかった

あなたに逢えてよかった
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