さくらの頃に

寒空夜空の 星くずなのか
お前も俺も あの頃も
ふたりで旅する はずだった
笑顔でとなりに いるはずだった
さくらさくら 桜の頃へ帰りたい
今では遠い 夢だけど

果たさず仕舞の 約束がある
返さぬままの 借りもある
いつでも自分を あとまわし
苦労をかくして 癒してくれた
さくらさくら 桜の頃は想い出す
お前の涙 散るようで

こころの真ン中 風吹くあたり
お前が今も いるようだ
あの頃無理でも 今ならば
幸せ一輪 咲かせてやれる
さくらさくら 桜の頃は淋し気に
お前がいない 春が来る
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