例え

雨のビル光ってる
夜は鏡のようですね
車は走るひたすらに
とても大きな絵の中を
雲の中で光が走り
心の奥で誰かが泣いた
涙は伝って傘を滴り
ほら足下がこんなになった

信号で立ち止まる
悲しいわけを覚えてる
明日の天気は晴れですか
街灯の側で抱きしめる
広すぎて読めなくなった
答えは僕の胸を叩いた
ありがとうさようならまた会う日まで
なんでこんなに簡単なのか

どんな言葉で例えようとしても
今日の雨にはかなわないことぐらい
間違えた
ずっと信じられるその言葉より
選んだ言葉が声になった
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