あなたとふたり

りんごの花咲く 木の下で
初めて出逢った あなたとわたし
どこがよかった 訳じゃないけど
あなたと共に あなたと共に
生きると決めた 花吹雪
はるかな旅路の 始まりでした

みかんにいちごに さくらんぼ
ふたりで育てた かわいい子供
どんな嵐も いつかは去って
朝には お日様 照らしてくれた
励ますような 眼差しで
あなたはわたしを 見つめてくれた

黄金(こがね)の稲穂が そよぐ郷(さと)
元気で迎える ありがたさ
けんかもたくさん したけれど
あなたとふたり あなたとふたり
これからめぐる 幾春を
大地を踏みしめ 歩いて行くわ
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