森のメロディー

あぁ冷えきったレモンティを飲むと
夕べの失敗の 余韻が舌に残る
「まあ、いいか」とか勢いつけて
青空太陽を、見上げて渋くきめた

今日、友からの電話があった。
なんか温度差あったけど、ゲラゲラ嬉しそうだ。
意味わからずに相づち打ってたんだけど
気付けば盛り上がり、早口になっていた。

ぼくらが愛した森に今いるよ
いっつも あの娘と おったんよ
地球の どっかに おったんよ

この頃 ちょっと煮詰まってたんだ
てっぽう、電波、クラクション音
ガチャピン、鉄筋 なんもない

帰る気なんかはないよ 本当さ
ドンケツ トップも 関係ない
天才 アホゥも 関係ない

空にはトンビ優雅に飛んで 凧みたい

濡れてる 落葉 踏んで 鳥肌が広がったよ
トマト食べて ハダカで眠りこけた

さみしくなったら すぐに ケモノ等と唄うのさ
ラララ~ ラララ~ 静かな森のメロディー ひびく

ああ 今、君の声を聞いた
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