寄る辺ない旅

面映ゆい記憶の窓に
映る顔、どんな顔?
涙顔、声無き声を憶えている

夢の間に見た日々に
サヨナラダ!

遠く遠くと来る程に
『カエロウ、カエロウ』と声がする。

旅空に、ぼやけて過ぎる
並木道 街灯り
笑顔持て擦り抜けて行く
虚しさよ

日々の間に間に見た夢に
サヨナラダ!

遠く遠くと来る程に
『カエロウ、カエロウ』と声がする。

旅路ニ季節ハ燃エ落チテ
虚ロナ心ニハ雪ト風ダケ

遠く遠くと来る程に
『カエロウ、カエロウ』と声がする。
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