悲しみの終着駅

幼い頃から あなたのことを
探していたよな 気がします
それは北の港町でも
そして凍てつく冬の岬で…

あゝ 生きてさえいれば
めぐり逢えると
あゝ 涙をぬぐってくれる人に
あなたは 悲しみの終着駅だから

手鏡を見るたび 涙がいつも
似合っていたよな 気がします
それは窓に雪が降る夜
そして海鳴り旅の宿でも…

あゝ あしたにはきっと
春に逢えると
あゝ わたしを支えてくれる人に
あなたは 悲しみの終着駅だから

あゝ 生きてさえいれば
めぐり逢えると
あゝ 涙をぬぐってくれる人に
あなたは 悲しみの終着駅だから
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