星が見えた夜

星座の囁く声も
聞こえなくなるくらいに
降り出しそうな 空の下で
君も泣き出しそう

「悲しいわけじゃないの」と
あわてて涙 ぬぐった
君の そんな やさしささえ
何故か つらくなるよ

君の微笑みを守るために 生まれたのに
今は僕さえも 見失いそうで
あせるばかり 傷だらけだよ
泣きたい ホントは…

星座の名前一つも
知らない僕に呆れた
忘れてたよ 急ぎ過ぎて
空を見上げるのも

君が好きだった
僕をすぐに取り戻すよ
二度と泣かせない 約束をすれば
星を隠す 悲しい雲が
ほら いま 消えたよ

君の微笑みを 守るために
生まれたから
きっと叶えるよ 僕らしい夢を
二人だけの 愛をつないだ
星座が 見えるよ
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