ふたり坂

つらい道でもあなたとならば
かまわないのとついてきた
おまえの指のぬくもりが
おれの心に 灯をともし
歩きはじめた ふたり坂

傷も涙も 私で拭いて
夢を見るのもいっしょにと
顔をうずめた おれの胸
心ふたつが 燃えた夜
星が流れて ふたり坂

ひとつひとつの身を寄せ合って
越える浮世の 九十九折り
おれに似合いの幸せは
そうさおまえという女
心つないで ふたり坂
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