お別れの唄

揺れる汽車の中 流れる景色に 涙ぐみうつむく私
ハンカチーフだけ そっと差し出した 君の優しさが好きでした
君への未練とアパートの鍵は 置いて部屋を後にしました
次の駅までは あと少しだけど それまで甘えていいですか?

「いつか何処かで また会いましょう。」 ポツリとこぼす細い声は
汽車の音に掻き消されて 終わった

お別れの季節に咲いた花 弱くて儚い花
さようなら さよなら 愛した人
ありがとう ありがと 恋心

あれから幾つの 月日を重ねて 東京は私を変えた
強い女にも 弱い女にも 成れるこの街に染まりました

レコードの針を落としてみる 流れてきた お別れの唄
枯れ果てたと思ってた 涙 こぼれた

お別れの季節に咲いた花 弱くて儚い花
さようなら さよなら 愛した人
ありがとう ありがと 恋心

「いつか何処かで また会いましょう。」 ポツリとこぼす細い声は
汽車の音に掻き消されて 終わった

お別れの季節に咲いた花 弱くて儚い花
さようなら さよなら 愛した人
ありがとう ありがと

お別れの季節に咲いた花 弱くて儚い花
さようなら さよなら 愛した人
ありがとう ありがと 恋心
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