雪国本線

哀しみを捨てにゆく そんな旅路なら
雪国本線 ひとりの夜汽車
あなた 心がちぎれて
あの部屋には 帰れない
どこか北の宿で 手紙書いても
死んだりしないと 約束出来るから

想い出を乗り換える 駅舎に着いたら
海鳴り海峡 風待ち港
あなた 涙が凍って
あの時代には もどれない
遠い雪の町で ひとり暮らして
悲しい恋より 明日を掴むから

あなた 身体が寒くて
あのぬくもりに 抱かれたい
誰か恋の続き 見せてくれたら
今度は上手な 生き方探すから
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