マイホームタウン

六時のチャイムを ひさびさ聞いたよ
空気のうまさに 顔がにやけてる
肉屋のおじさん 八百屋のおばさん
この町にはたくさんの家族がいるんだ

どんなに離れても 覚えていてくれる
「ビールでも 飲んでけ。」って
その一言がうれしい

マイホームタウンはマイペースタウン
世界中のどこよりも
僕が僕でいられる場所
自然に笑いがこぼれる場所

たばこ屋のおばあちゃん 僕に向かって
「たばこは体に悪いよ。」って注意をした

矛盾の一言に呆れたけれどちょっと
ポンっと背押されたようで
その一言がうれしい

マイホームタウンはマイペースタウン
世界中のどこよりも
優しくしたい人がいるんだ
ただただ純粋な気持ちで

仕事に疲れて
生きることで精一杯
その時背中の手の温もりが
僕をそっと押してくれたんだ

帰ろう帰ろう おうちへ帰ろう
帰ろう帰ろう 疲れたら
帰ろう帰ろう 笑いに帰ろう
帰ろう帰ろう 心から

帰ろう帰ろう 自分に帰ろう
帰ろう帰ろう 嘘のない
帰ろう帰ろう あの日へ帰ろう
僕は僕は マイペースタウンへ

君はキミペースタウンへ
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