ゼロ

どこにいても 目を閉じれば 君の瞳が見える
誰といても 耳を澄ませば 君の声が そっと
誘うの

夏草の眩しさや 冬の雨の切なさを
届けたい 分かち合いたい
まっすぐな 眼差しで
ゼロから進む 覚悟で
愛したい
愛されたいんだ
ああ

髪を撫でて 眠るときも手をつないで

未来など分からない 過去なんていらない
それでいい

春の夜の孤独を 秋の空の優しさを
届けたい 包み合いたい
空になって 無になって
あるがままの 姿で
愛したい
愛されたいんだ


無になって

積み上げたもの壊して ゼロに戻る覚悟で
愛したい
愛されたいんだ
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