TSUMIKI

今も あの部屋からの
景色とても好きだから
時々は☆を数え
寂しさ紛らす

そっと二人で重ねた
時間はツミキのようで
あとひとつ置いたらすぐに
崩れてしまいそう

形のないものに僕たちはまた
確かめられるもの求めていた

窓の向こうに見慣れた空 どこまでも遠くて
愛しているけど「さよなら」
つぶやいた時 涙があふれた
もう戻れないとあの空さえ知っているのに
どうしてあなたの言葉を
今でも信じてしまうんだろう

何度 考えてみても
褪せない思い出の日々
シアワセな映像を映して
心を曇らせた

足りなかったモノは自由じゃなくて
ただ許し続ける強さだった

窓の向こうに見慣れた空 どこまでも遠くて
愛しているけど「さよなら」
つぶやいた時 涙がこぼれ落ちた
戻ることのないあの日たちから本当にさよなら
この手で最後のひとつを置かせて欲しい
明日から一人きり歩いて行くために
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