春の手紙

冬空に架る Rainbow
風は運んでくる
あなたとつないだ手の 甘いぬくもり
ただそばにいるだけで
しあわせだったのに
「好きだ」とは 最後まで
口にしなかった

時が過ぎても 本当のことを
知りたいと思う時があるの

めぐる季節を
私は見てる
心に芽ばえる
新しい春を待つように

あなたの見つめていた
公園の陽だまり
ひとりに帰る時の遠い眼差し
笑顔を見せて
うつむかないで
正直な気持をとどけて

傷ついてても
迷っていても
あなたは誰よりも素敵だった
めぐる季節を
私は見てる
それぞれの想い出ぬぎすて そして

春へと贈る
手紙は今も
ピリオドをうてずにいるから

あなたと生きてる
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