雨のち君

閉じられてくドア
戻らぬ時間に
曇り空と君と
僕だけの部屋

何も言わずに
出て行く君に
追いかける事さえ
出来ずただ見てた

いつもより響く 聞きたくもない鼓動
重ならないテンポ 刻み続けて

涙がただ
溢れるのは
君がいないから
窓に映った空には
雨、雨

繋がらない感情
すれ違う日々
この部屋の温度も
下がってくみたい

こんなに人を好きになれると知って
いつかまた誰かを好きになれるかな

涙がただ
溢れるのは
君がいないから
窓に映った空には
雨、雨

このままどこかへ消えてしまえたら
いつまで続くの 雨、雨
夢も声も仕草も記憶も雨音にかき消され
それでもまだ君が残る 何故?何故?

心にただ
広がるのは
君のいない世界
いつまで降り続けるの?
雨、雨

涙がただ
溢れるのは
空が見たいから
君が見えなくなるほどの
雨、雨
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