Soul Concatenation

終わりは
何も告げずに
始まりを
ただ匂わせ
過ぎていく

始まりは
針を刺す様に
終わりを
振り向かせる
いつも

連なって伸びていく
鎖の輪の数は無限に
巡っていく正体は
続く悲しみは
光る雫を落としたのか
儚い喜びは
赤い星を燃やしたのか

命途絶えた朝に
想いは何処へ散る
夜に抱えられる度
心を撫で付けた

終わるという
その現実と
信じ切れない
夢の中で
幾つもの
答えを消して
渦の中に向かい
進んでいる

叫びを
×