無情の酒

酒よお前は 罪な水
なんで私を いじめるの
飲んであの人 忘れたい
酒といっしょに 泣きながら
酒といっしょに 酔いたいの
わかっておくれ 無情の酒よ

(台詞)
「あの人が好きだった辛口のお酒…。
ねぇ お願い、忘れさせて…」

胸の苦しさ 消すために
縋るお酒の はずなのに
飲めばなほ増す 恋しさを
ひとり酒場の 片隅で
酒に沈めて 飲みほすの
わかっておくれ 無情の酒よ

酒よお前を 責めるより
飲んだ私が 悪いのね
どうせ戻らぬ 人なのに
酒といっしょに 泣きながら
酒といっしょに 酔いたいの
わかっておくれ 無情の酒よ
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