螢の草原

星空を焦がしてキャンプ・ファイアーの火の粉
山影のふもとに町の灯が揺れてるわ
あなたに手をひかれ川のほとり歩く
静かな夏の夜

水晶の冷たいせせらぎに
熱い気持ちを笹舟のように浮かべては流してた
あなたが好きよ

蛍が飛んでいるわ
無数に星のように
小さな命燃やし
二人の行方照らして

いつかこんな夢を見たような気がする
きっと前世から結ばれる運命ね
神秘的な笑みをあなたは浮かべると
私を抱くのよ

軽々と両手に抱いたままで
あなたは宙にすこしずつ浮かび上がるのよ 不思議だわ
星空高く

蛍が飛んでいるわ
ほのかな灯りつけて
きらめく天の川へ
二人をそっと運んで

ごらん
蛍が飛んでいるわ
無数に星のように
小さな命燃やし
二人の行方照らして

蛍が飛んでいるわ
ほのかな灯りつけて
きらめく天の川へ
二人をそっと運んで
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