星の旅

いきなり家を飛び出てきたから 靴も履けずに君は裸足で
泣いてる君の手を引いて プラットホームを駆けたんだ
わかっちゃいないんだ 惚れている 理屈じゃないさ
どこかの町に着いたなら 何より君の靴を買おう
それから少しお酒も 今夜の為に

北斗七星が窓から見える 満天の星 汽車は走る
「ウソでもいいから ウンと云ってね
私が星になったら あなたは泣くかしら」
「バカだなあ星になったら 夜にしか君と会えないよ」
どこかで寝息がきこえる 君は僕にもたれて
「いつかわかってくれるよね」声がかすれた

星が流れる 汽笛が響く 君は眼をとじる
思わず僕は君の身体 強く抱きしめる

ラララ ララララ ラララ ララララ
ラララ ララララ ララララララ
ラララ ララララ ラララ ララララ…
×