高杉晋作

玄海灘に 時ながれ
薫風(くんぷう)かおる 花ひとつ
その名は高杉 長州の
松下村塾(しょうかそんじゅく) 双璧(そうへき)で
思想かかげた ありし日に

安政時代に 松陰の
薫陶(くんとう)うけて 志士つどう
先陣はなって 黒船に
無念なみだの 敗退も
規範(もはん)示すも 男なら

幕末乱の 世の中で
魂ささげ 萩(はぎ)の国
病魔にたおれて 夢なかば
若き晋作 武士(もののふ)と
歴史かさねて 今も咲く
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