蒼い虹

今思えばちょっと無理な話
二度と戻るなんてご免だな
それでもその時は疑わず
愛してるよなんて口にしてた

朝になれば雑踏動き出す
死んだ様に生きて夜が来る
思い出した様に痛みだす
奥歯の治療 行きかけのまま

時は過ぎ景色を変えてゆく
少年も大人に成り済まし
情熱を笑っては泣いている
あの日の目の輝きは消えた

もっと素直に声を聞かせて
もっと自由に羽根仰ぐ様に
立ち止まっても怖がらないで
「とりあえず」もサヨナラ

流されてく日々の中
想い描けば蒼い虹
大人のフリは止めにして
想い描けば蒼い虹
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