冬色

ガランとした浜辺で一人君を待つ息はとても白くて
ビーチパラソル お花畑 波打ち際 子供がキャッキャッ笑って
君がはしゃいで浜辺に書いた文字を波がさらって
ひと夏の思い出振り返る 君が来るまでの時間で
12時をまわって約束の時間から少し遅れて
君は白いコート 赤くなった頬と 遅れてごめんね的な表情
雪が降りそうな空にどこか期待なんてしてる冬の午後さ

今年も冬になって 僕らの住む街に雪が降って
yeah 冬色に変わって
粉雪は風に舞って 僕にそっと降って街はサイレント
yeah 冬色に染まって

昼過ぎに降りだした雪は夜が更けても止む気配はない
誰も歩いていない歩道は真っ白な絨毯できかかってる
東京と比べたら僕らの街ほんのわずかな
イルミネーションが灯るだけ それでも僕の心を温めて
タクシーを待つ人たち空を見上げ怪訝そうで
雪が降り喜ぶのは 子供らと僕だけなのかな
かじかんだ手をこすり僕は ゆっくりと家に向かってる
寒さが増す冬の夜さ 静かに舞う雪の夜さ

今年も冬になって 僕らの住む街に雪が降って
yeah 冬色に変わって
粉雪は風に舞って 僕にそっと降って街はサイレント
yeah 冬色に染まって

街も 色を変え
波も 音を変え
人も 色を変え
風も 音を変え

今年も冬になって 僕らの住む街に雪が降って
yeah 冬色に変わって
粉雪は風に舞って 僕にそっと降って街はサイレント
yeah 冬色に染まって

今年もまた冬が来たって
木枯らしが僕に囁いて
全てが冬色に染まって
全てが冬色に変わって

今年もまた冬が来たって
粉雪が僕に囁いて
全てが冬色に染まって
全てが冬色に変わって
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