僕と僕らのあした

気づけば僕ら 幾つもの駅を通り過ぎて来た
移ろいでいく 景色に戸惑いながら 駆け抜けた
悲しみは伝染するから 笑っていたよ 迷いもがきながら
この扉の向こう側に 新しい朝を 信じてた
ひとりで生きてけることが 強さだと思っていたあの頃

「聞いて欲しい」と呼び出され 強い君が見せた涙
結局答えは出せなかったけど ホントは凄く嬉しかったんだ
目に沁みる朝日の中 肩を組み合った歌が 聴こえるよ
どんなに辛い夜だって 越えた足跡は ひとつじゃない
そうさ僕らは ひとりきりで強くなる必要なんてないさ

夢を渡る橋の前で足がすくんでしまっても
僕ら始まりの日に誓ったんだ

君に出逢えて良かったよ 形無いものを 信じられた
ボールを夢中で追いかける 少年の瞳のように
あの頃の幼い僕に 今なら言えることがある
そうさ僕らは ひとりきりで強くなる必要なんてないさ
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