遠い街

つま先濡らして水たまり 晴れの街
三角の屋根の駅の横 通りぬける

生い茂る木の あおい におい
大学通り沿いの店にゆこう
まだ見なれない街の空は 青ともも色グラデーション

曖昧な 境目のない気持ち
そのままを受け入れるやさしさ
思い出す そっとひざまで浸かっていた
あたたかい 心地良さ

つま先乾いてはや歩き 帰り道
明日の予定を うつむいて考えた

もう何度も迎えたはずでも ひとりきりの朝は心細い
まだ見慣れない街の空は 胸を映す グラデーション

曖昧な 境目のない気持ち
そのままを受け入れてほしいの
君のように 遠い街でも
生まれたまま いられると信じてた

いつも大事なボーダーライン 選ぶことにいそがしい…

曖昧な 境目のない気持ち
そのままを受け入れるやさしさ
思い出す そっとひざまで浸かっていた
あたたかい 心地良さ

曖昧な 境目のない気持ち
そのままを受け入れてほしいの
君のいない 遠い街でも
生まれたまま いられると信じてる
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