SEASON

今は忘れてしまった
冬の日のさよなら
長い沈黙の後に
こぼれ落ちた言葉

どんな風に想いを
君に伝えればいい?
もう動けない
何故にいつも こうも
君を悲しくさせるもの
消し去ってあげれない

かじかむ手を どうすりゃいいの
温めてあげるの?
「ありがとう」ってささやく
口元をさらって

冷たい頬 そっと優しく
くっつけてみたんだ
「ごめんね」って何度も
繰り返すため息
もう戻れやしない

今日は来るんじゃなかった
聞きたくもなかった
すぐに此処を抜け出して
眠り続けてたい

秘密めいた呪文を
唱えてる様なmusic
意味が分からない
悲しすぎて急いで
駆け出した季節が音も
立てずに変わりゆくよ

わがまますら きっと優しく
受け止めてあげるの
泡みたいに消えてく
憂鬱ごとさらってあげられるのは
ずっと優しい 他の誰かだって
ごめんねって何度も
すり寄せたため息
もう話したくない
もう離したくない
鼻先つく 冬の香り凍るよ

かじかむ手を どうすりゃいいの
温めてあげるの?
「ありがとう」ってささやく
口元をさらって

冷たい頬 そっと優しく
くっつけてみたんだ
「ごめんね」って何度も
すり寄せたため息
もう離したくない

離したくない
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