青い傘で

窓の外眺めてはしゃぐ君の
声を聞きながら眠る帰り道
明日になればまた会えるのに
この安らぎの中 離れたくない
ただ真実が ふいに見えた時でも
それが全てじゃない 君といればそう思う

雨が降る日は ふたり青い傘で空をつくろう
小さなシェルターみたいに
僕らこれからも何かを 選びながら行くよ
確かなものはなくても また明日を愛せるように

こんなに擦り切れた かかとの靴
僕らはどれほど 歩いてきたんだろう
大人になれば涙かわくまで
やけに時間をかけて 抜け出せなくなる
もし君が迷い 光が見えなくても
手探りで届くキョリに いつもいたいよ

晴れた空にさした青い傘は
色付きの影をつくる ひとつの宇宙
大きな流れに のみ込まれそうな時
守りたい未来抱いて 過ぎ去りし日々を許して

雨が降る日は ふたり青い傘で空をつくろう
小さなシェルターみたいに
僕らこれからも何かを 選びながら行くよ
確かなものはなくても また明日を愛せるように

また明日を愛せるように
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