プライベートサマー

偶然のふりをして 木もれ陽の道
手をふった歩道橋 キミへと
何ひとつ気づかない 焼けた笑顔と
Tシャツのまぶしさに この夏がいっぱい

背の高い肩のした 小さな恋
とどくように はずませていた

次の夏が見えなくて
いつまでも熱いの この想い
立ち止まって このままそっと

時の波に乗りながら
ねえキミはどこまで泳いでる
わたしはまだ ここにいたいの ふたり

レモネード飲みほした キミの仕ぐさが
ウインクに似てただけ それだけで気分ね

まぶしげに明日へと のびてゆく
視線ならさえぎりたいの

次の夏へ帰れない
不思議な風が吹く 今日だから
見つめあいたい このままずっと

あこがれてた想い出を
いますぐにこの胸 ちりばめて
キミの声で キミの笑顔で ふたり

次の夏が見えなくて
いつまでも熱いの この想い
立ち止まって このままそっと

ふたり
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