カーニバルの灯

カーニバルの灯が消えないように
かげろうの街を彩る行進さ
溶け出すアスファルト
崩れ落ちるビルディング
目抜き通りを夜がゆっくりとやって来る

古い屋敷の中 高波が起きれば
若い波乗りたちはみんな恋に溺れる
ひび割れた笑顔
こぼれ落ちる涙
目抜き通りを孤独がゆうゆうと進む

ここでぼくはかくれんぼ いつの間にきみは消えたんだい?

風に火をともして びろうどの窓燃やす
青空をころげ落ちるようさ

カーニバルの日はふたりっきりで
かげろうの街を彩る行進さ
青春の影 光と闇のよう
目抜き通りを夜はまたこっちにやって来る

ここでぼくはかくれんぼ いつの間にきみは消えたんだい?

風に火をともして びろうどの窓燃やす
青空をころげ落ちるようさ
×