山蔭の道

白樺そよぐ 山かげの
丘の細道 どこまでつづく
ああ君恋し 思い出の
あの日につづく この道悲し

夕月あわく 浮かぶ頃
青い湖 なぜ目にしみる
ああ君恋し 君去りて
面影ばかり まぶたに悲し

ひとりで居れば 山かげの
風もわびしや 涙をさそう
ああ君恋し 胸に呼ぶ
あの日は遠く しみじみ悲し
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