凍てつくような 港でひとり
あんたの帰りを 待っております
流氷来る前に 帰って来ると
言ったあんたの ことば信じ
今日も日が暮れる 渡り鳥さえ 眠れぬ港
あぁ 北の港町 冬待つ女

涙が凍る ことばが凍る
あんたの船かと 岬へ走る
ここは最果て 女の港
明日(あした)も見えない 北の岬
今日も日が暮れる 息づく背中(せな)に オホーツク
あぁ 北の港町 冬待つ女

夜風が叫ぶ 心が叫ぶ
枕を抱えて 私は眠る
寝返り打てば 流れる涙
明日(あした)を夢見て 北の港
今日も波の音 あんた教えた 歌がわりに
あぁ 北の港町 冬待つ女

今日も波の音 あんた教えた 歌がわりに
あぁ 北の港町 冬待つ女
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