赤提灯の女

さいはての 赤提灯に 身を寄せる
明けくれの わびしい暮らしに 負けそうな
気がつきゃここまで 落ちていた

裏窓に むせび泣くよな 汽車の汽笛
母さんが 私の心を 呼び返す
涙になるから 呼ばないで

酒の味 吐いて覚えた きのう今日
お客さん 男の話は 聞かないで
何処にもあるよな 話です
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