洋子の…ふるさと

バスを降りると 一本の
我が家に続く 細い道
心の中の アルバムを
めくればいつでも よみがえる
ふるさとは ふるさとは
泣きたい時に 行くところ

日差しいっぱい 浴びながら
渋柿むいて ぶらさげる
いつも変わらぬ 父母の
笑顔が心を なごませる
ふるさとは ふるさとは
逢いたい人の いるところ

桜吹雪の 木の下で
又逢う約束 してた男
胸を焦がした 初恋は
戻って来ないが 懐かしい
ふるさとは ふるさとは
想い出話 咲くところ
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