思い出のすぐそばで

陽射しの花びらが
ひらひらと肩に咲く
貴方は空を見上げて
微笑み 瞳 閉じた

思い出のすぐそばで
愛しさは募るだけ
抱きしめてあげたいけど
さよならは
風のように…

二人の街並みが
見下ろせる屋上で
「最後に会いたかった」と
電話で言っていたね

思い出のすぐそばで
切なさが邪魔をする
横顔を見てるだけで
もう少し
ここにいたい

人は 誰でも
心を運命に流され
道のひとつを選び
歩き出す
一人で

思い出のすぐそばで
愛しさは募るだけ
抱きしめてあげたいけど
さよならは
風のように…
屋上はいつだって
僕たちの
空が見える
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