Wagon

気怠い午後に目覚めて ため息と空気を吸い込んで
吐き出せば空高く飛んで 曇り空を雨に変えた
思えばいつでも裸だった 想い出はやけに華やいだ
いたずらに持て余した季節は 昔話にもならないが

夏の太陽 真に受けて はしゃぐ気もしないし
恵みの雨に打たれよう それもいいな

君のワゴンで眠らせてくれないか
窓の流れる景色眺めながら

昼下がりには雨上がり 暗がりを抜け出し光り浴び
抱えたギターのケースの中で新しい花が育つ様に
思えばいつでもそうだった 光は闇でこそ輝いた
リズム刻む この手に絡む カラフルな歌は満開だ

夏の太陽 照りつけて涙も渇いた
もう一度 風に吹かれよう それもいいな

君のワゴンで連れ出してくれないか
今も夏の続きを想いながら
春にはメロディー 走れ雲の様に
The life is just a comedy. 笑い飛ばせる様に

それぞれのスピードで 何処までも行こうよ
追いかけるのもバカらしい そんなもんだ

君のワゴンで眠らせてくれないか
窓の流れる景色 眺めながら
春にはメロディー 走れ雲の様に
終わる事のないストーリー
走れ雲の様に...
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