星空と月と花火の下

「僕たちはもう自由にならないか」
そんな言葉に傷ついてから
いくつの空を眺めてきたんだろう
気付けばあたしも笑えてました

時が経てば 別れの痛みは忘れるもんです
懐かしくて愛しささえよみがえるよね

星空と月と花火の下
夏の香りする 君の場所で
季節が来るたびに 思い出して泣いた でももう大丈夫

「僕と君とは特別な気がする」
そんな言葉に浮かれてた頃
すれ違いなどあるわけないんだと
気付けば涙を流してました

はしゃぐ浴衣 腕を組んで寄り添ってたもんです
いつしかその手は離れて 迷子になった

星空と月と花火の下
ケンカばかりだった 最後の日々
生き急いだ蝉が 夜空でも鳴くように 二人は駆けてた

今はわかる 君がとても大事にしたモノ
それを知ったことが あたしの大事なモノ

星空と月と花火の下
浮かんでは消える 君の顔を
季節が来るたびに 思い出して泣いた
でももう大丈夫だよ
今咲いてる花火 どこで君は誰と 見上げてるのかな…

星空と月と花火の下
夏の香りした 淡い恋で…
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