東京の日曜日

風が吹く 風が吹く
俺とあんたの ために吹く
夢が飛ぶ 夢が飛ぶ
若い二人の ために飛ぶ
泪をこらえて 生きて来た
二十台の命に ほのぼのと
明るい陽ざしの 朝が来る
ああ東京の 東京の日曜日

夜が来る 夜が来る
俺とあんたの ために来る
鐘が鳴る 鐘が鳴る
若い二人の ために鳴る
和光の時計の 針の様に
せつなく寄りそう 影と影
零時の心が また燃える
ああ東京の 東京の日曜日
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