北斗星

街の灯りは天の川
泣いて女の 未練が走る
別れの涙が乾くその日を 待てと言うの
できないわ あなたできないわ
噂のかけら 追いかけて
北へ北へ北へひとすじ 北斗星

霧にけむった 途中駅
車窓に映して口紅をひく
さよならでもいい何かひとこと もうひとこと
聞かせてよ あなた聞かせてよ
引き返せない 戻れない
恋に恋に恋にひとずじ 北斗星

夜の向こうは 冬景色
燃える想いが 海峡越える
熱いその胸に溶けて行きたい 雪のように
もう一度 あなたもう一度
最後の夢を 抱きしめて
北へ北へ北へひとすじ 北斗星
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