あんちくしょう

女にゃ見えない 夢追いかけて
あんちくしょう
この手を振り切り 夜汽車に乗った
待って待って 待ちくたびれて
あんたを怨んでしまいそう
ギュッとこの肩を抱きしめて あんた

凍えたつま先 夜ふけにそっと
あんちくしょう
足をからませ温めてくれた
待って待って 待ちくたびれて
声さえ忘れてしまいそう
弱いこの心 叱ってよ あんた

今夜の夢にも笑顔をきっと
あんちくしょう
やさしくのぞかせ私を泣かす
待って待って 待ちくたびれて
誰かにすがってしまいそう
せめて噂でも 届けてよ あんた
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