家族

野には野の花 山には山の木々
あるがまま 命の根をはり生きている
泣いてもいいね 人間だもの
痛けりゃ痛がる そのままに
人として 人として
物じゃなく 人として…
夕日が沈む ビルの街に
家族の顔が うかぶ

冬になったら 男は出稼ぎに
変わらない 時代がどんなに 変わっても
待ってることが 女の勤め
それでも笑った 母がいた
人として 人として
ひとすじに 人として…
朝日がのぼる 何処にいても
家族の顔が うかぶ
家族の顔が 揃う
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