男の門出

死んだつもりで 対ってゆけば
きっと開ける 男の人生が
決して弱音を 吐くじゃない
まして愚痴など 言うじゃない
親父なりゃこそ…
きつい言葉の 送り酒

どうぞ身体を 労うておくれ
何の役にも 立てないけれど
いつも祈って いる母親の
影があるのを 忘れずに
男だったら…
希望大きく 持ちなされ

独り立ちして 出て行く朝に
泣いてくれたよ 俺らの為に
強い親父を 真似ながら
母親のやさしさ 抱きしめて
浮世荒波…
夢を見つめて 越えて行く
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