こころ前線

くもりガラスの朝の駅
始発電車を待ちながら
心の地図を拡げては
少し振り返る旅

向い座席にすわる人
本のページをめくる度
遠い景色を見るそぶり
誰かににている

時は流れる線路の上を
夢は流れる 汽車の窓の外を
どこかであなたに 手紙を書いたら
それはあなたへの あー愛の言葉

手のひらの中の切符は
心の扉開ける鍵
旅をする理由は心の
その重さを知ること

改札口の向うには
きっと輝く海がある
なつかしい風に吹かれて
あの頃に戻る

時は流れる線路の上を
人は流れる 季節を惜しみつつ
どこかであなたに 手紙を書いたら
それはあなたへの あー愛の言葉

時は流れる線路の上を
人は流れる 季節を惜しみつつ
どこかであなたに 手紙を書いたら
それはあなたへの あー愛の言葉
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